東電「測定は国と地方行政の仕事で私たちはお手伝いするだけ」

【閲覧注意】ドイツのテレビ放送による原発事故後の福島の実態(テキスト起こし)【転載推奨】
海外メディアの報道を日本語にしてアップしてくれてる人すごいなー。
海外からの目線、国内メディアでは大々的に報道されないことが知れていい。*1

東電「外に漏れた分は関係ないです」キリッ

というスタンス。こんな言葉を対外的に漏らすぐらいなら公式発表で言ってほしいもんだ。そうじゃないと言葉の責任がどこにもないことになっちゃう。


「お手伝い」って言葉は優しい響きがあるけど、この場合、意味の面では場違い。「言葉の意味」を大事に使って発言できない人は他のコミュニケーション・伝達方法を使う方が相手の誤解を招きにくいはず。でも、東電はいまや全体に発信しなきゃいけない立場だから、どうしても言葉に頼らなきゃならない。


「手伝う」って言葉には、
・自分に責任がないことで、困ってる人・他人の助けが必要な人を援助・援護すること
・非難はされないけど、感謝されることはある行為
ぐらいのニュアンスはある。だから、意味の上では、「自分に責任がない」ことと、「東電が測定の手伝いをすることは、当然非難されるようなことではなく、感謝はされてもいいよ」ということを含んでると思うんだけど、どうだろ?んで、そうだとしたら、言った当人も、「キリッ」っていうカッコイイ感じで言ってるつもりと思われて、ここだけちょっと面白い。


ポジショントークとか、責任回避的な発言があるのはしょうがないけど、ちょっとは本音だとか事実などを含ませて、発信して意味のあることをいってくれないと聞いてもしゃあない。しゃあないことを発信するぐらいなら何もしてくれなくていい。でも東電だから・・・でホントだめなスパイラル。何が何やらよくわからん。

言葉って軽い

テレビを見ていつもそう思う。普段言葉を大事にしてるから、細かなニュアンスの相互理解や発言の責任者を意識できて、だから、言葉遊びをすると面白い。けど、テレビが流すのはほとんど言葉遊び。言葉は軽いし、誰も責任取らないし、悲しいような気持ちになる。

YouTubeすごい

↓動画はこれ

YouTubeは報道機関じゃないけど、既存の国内大手メディアと比べて、価値の高い「報道者」であることが多い。


ただし、アップする誰かの意図があるのと、アップされない出来事もたくさんあるという、2つは忘れないように見ていきたい。

*1:自分は地デジ化されてなくてテレビ見てないけど