2012-04-01から1ヶ月間の記事一覧

できない理由よりできる理由、制約とはその前提

制約が大きいほど、クリエイティブになれる とは、今読んでる「学者になるか、起業家になるか」の一節。学者になるか、起業家になるか (PHP新書)作者: 城戸淳二,坂本桂一出版社/メーカー: PHP研究所発売日: 2011/11/16メディア: 新書 クリック: 1回この商品…

研究のタイプを考える

前置き 前回のエントリに書いた通り、全面的に納得だけど、あえて自分なりにまとめたりする練習。今回は「学位論文のタイプ」の項目について。 「大学院・研究者を目指す人へ」を読んで - ある生物系博士課程大学院生の日記 学位論文のタイプ 以下の4つが挙…

「大学院・研究者を目指す人へ」を読んで

http://web.mac.com/masaoamano/Masao_Amanos/for_future_graduate_students.html 本当に良い記事。全文読んで、どれも納得したし、全面的に同意。 けど、こういう「これができたら良いんだよ」というありがたい感じで権威あるチェックリスト的な文章を読む…

福島原発の核燃料処理の件

原発の核燃料処理ってどうなってるのか知らんけど、「燃料の回収を最優先にすべき」とアメリカの人が言ってるらしい。冷却がうまくいかなくなるリスク(水不足で温まっちゃうと作業員は退去になるし、コントロールできなくなると放射性物質は撒き散らされそ…

3月に読んだ本

3月は7冊読んだ。久々にブックオフに行ってみたのだけど、やっぱり100円で本が買えるってのは素晴らしい。 以下、読んだ本と感想。 大往生したけりゃ医療と関わるな 3/2読了。★5つ。 第一章 医療が"穏やかな死"を邪魔している 第二章 「できる限りの手を尽く…

「田中さんは誰がどう見ても無理でしょ」与良正男@朝ズバ

田中防衛大臣・前田国土交通大臣の問責決議案に関連して、自民党が審議に不参加してて、でも野党全体では防衛・国土交通関連のみ不参加(公明党)などのようにちょっと足並みがそろってないよね、って話の後で出た言葉。テレビのコメンテーターの中で、与良…

面白いことを考えたー顔芸と短編小説案

これ絶対面白い!ってのを2つ考えた。 顔芸コンボ 各界より大好評の持ちネタ、「落ち武者」に加えて*1、今日、「ひょっとこ」を考えついた。 「なんか面白いことしてよ」的なムチャぶりに対応するだけでなく、「もう一個なんかないの?」というさらにひどい…

ブログを書く理由を考えてみた。

この前アップした学振のエントリがすごくアクセスを集めてて驚いた。というかむしろ引いた。今まで10ヶ月ぐらいでトータル5000アクセスしかないのに、ここ3日だけでそのうちの1000アクセスぐらいになってれば、そりゃ驚くだろう。2月は、月間1000アクセスで…

学振に申請すべき3つの理由と、申請して落ちた時にすべきこと

学振DC1/2について、申請書の書き方・心構えなどについては他にいくつも参考になるウェブページがある。けれども、それ以前の問題として、学振そのものを知らなかったり、出してもどうせ当たらないからといった理由で書かなかったりする院生が多かったりして…

倫理とは、良いことではなく、悪いことを規定するもの、かもしれない

今週、某大学の某教授が論文のデータ捏造で辞職するという事件があったらしい。日本のサイエンスのうち、自分もちょっと関係のある業界を支えるトップレベルの研究者だっただけにすごく残念。あと、そのラボのホームページにあるラボマニュアルにけっこうお…