ベント失敗なら、敷地境界で致死量近くとの試算→報道に流すタイミングがよくわからん

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110914-00000242-yom-sci

情報公開ってもはや古い言葉だけど、なんでベント失敗の試算とか、そういう情報を流さないんだろう?


機密扱いをしているんなら、機密=問題がなくなるまでは流さない方が良いと判断した、ってことになるんだろうし、それならまだ流すには時期尚早だと思う。んで、機密でなければすぐ流すのが公的機関の役目。と思う。


他にも、色々「持ってるのに出してない情報」がありそうなわけだけど、原発を所有・運営していた会社や所轄官庁・部署が「当然出しているべき試算・情報」のうち、国民の混乱などの理由で機密にしなきゃいけないの以外は、全部、すぐに、出すようにしたほうがいい。「この情報を出したら国民が混乱する可能性が少しある」とかの配慮をするぐらいなら、「役に立つかわからんけど、誰かが意義のある使い方をしてくれるかもしれん」という国民への信頼を持って流してほしい。実際、担当者が世の中の誰よりもよく知ってて、任せれば大丈夫!!とか思ってる人は以前より少ないはず。いまさら、お上に任せれば大丈夫!!とか思わないでしょ。


「当然出しているはずの情報」のうち、まだ出てきていないものって何があるんだろう?出てるかもしれんけど、最悪のケースを想定した場合が気になるから、「人為的ミスによるものを含めた最悪のケースの場合の工程表」とかかな。


んで、もし「当然出しているべき試算・情報」を持っていない・持とうとしてないってことがあるなら、担当者としての能力不足すぎて割と最悪に近い事態。沢山の人が亡くなるような惨事が起こってから担当者が「想定外でした」ってのはやっぱひどいと思う。


自分なりには、色々の状況を想像しながら原発関連のニュースをみても不可解なことばかり。世の中はいろんな人の思惑があるから、理解したい!ってのがそもそも無理なのかなー。