就活関連のおすすめ本まとめ_2012年9月版

これまでにいくつか読んできたけど、就活上すごく役立ちそうなものから、モチベーション上げるのに役立ちそうなもの、息抜きに読むもの、などなどいろいろあった。ここで一旦まとめておいて、後ほどさらにアップデートしていくことにする。

オススメ本

就活に向かうための心構えを考える

就活の法則 適職探しと会社選びの10ヵ条 (講談社BIZ)

就活の法則 適職探しと会社選びの10ヵ条 (講談社BIZ)

何でオススメって、大半の就活本が単なる「ハウトゥ」なのに対し、これは「フラットなとこから積み重ねた理屈」とその先の「行動レベルでするべきこと」を説いているのが良い。10カ条の法則からなり、その理路が通ってるので納得させられる。「受けるのは5社で十分」などのそのまま使える指針もあるし、自分なりに修正しても良い。まあ、理屈が納得いかない!って人もいるだろうし、自分も多少はそういうところがあった。でも、こういう「就活に臨むときの心構え」*1がどうあるべきか?を説いた本は少ないと思うので、「就活って何?俺は何したらいいの?」って人におすすめ。ちなみに、うちにはいつのまにか2冊に増えてたのでほしい方はどうぞ。

面接に臨む心構え、ESのコンテンツ作りの指針・参考例

面接官の本音2009

面接官の本音2009

例えば、「面接の最後の質問コーナーってどんな意味があるの?」に対し、他の本だとかは、面接官に意図がある!みたいな根拠のない陰謀論的な説明がされてたりする。この本は違う。「意味は無い、ただ、言葉通りあるかないか聞いてて、あれば答えるよってだけ」と説明。本当のところどうなのかはわからないけど、量産型就活本のステレオタイプな説明とは違う。んで、色々なトピックについて具体例を挙げ、説明もしっかりしてて納得させられる。


この本のいいところは、面接で聞かれてることの意味やこう答えたらこんな風に受け止められる、という面接官側の事情がわかるようになること。さらに、色んな質問、いろんな答え方が出てくるので、自分のことを顧みるのにうってつけ。「俺だったらどう答えるかな?」と考えたり、あるいは自分のことに飛躍しながら読めば良いと思う。思考の補助本。何度も読み返すだろうし、買っといて損はないだろう。*2


「面接では、一つ一つの受け答えに対してポイントをつけるような評価はしない。そうじゃなくて、すべての流れ、質問と受け答えを総合して作られる人物像を評価するんだ」*3

めんどい自己分析はしない

iPhoneアプリのリンク作ったの初めて。
就活の60分自己分析 - IPress LLC
この前東京に行くためエアポートに乗ってるときにダウンロードしてみた。自己分析本と思いきや、目次を見ると「第一章 自己分析は必要ない」から始まっちゃう変なアプリ本。


とりあえず自己分析?それよりは興味のある企業について実際にOB訪問したり、いろんな企業を探すほうが先でいんじゃない?んで、その相手の企業とすり合わせるために「自分」の姿を理解する。その自己理解はその後のアウトプット前提でやらないとダメだよね。そうやって考えると、「とりあえず自己分析から」のアプローチよりやることはグンと減り*4、よりアウトプット志向の精度の高い自己分析ができる。


無目的かつどこまでいったら終わるのかわからない印象で恐れていた「自己分析」。その考え方を変えてくれたのはこのアプリ本だった。

一度見とくとためになる

内定率100%! 先輩たちの「就活ノート」

内定率100%! 先輩たちの「就活ノート」

スケジュール管理って難しいよね。どうしたらいいのかいまだにわからん。

その他、読み物

モチベーション上がるかも

志高く 孫正義正伝 完全版 (実業之日本社文庫)

志高く 孫正義正伝 完全版 (実業之日本社文庫)

ここまでじゃなくても、俺らでも何かやれる可能性ってたくさんあるよね!そう思わせてくれる本。スケールが違いすぎて人によるかも。

「労働」をこの角度で見るのは大事、長期的スパンだとすごく大事。

僕たちはいつまでこんな働き方を続けるのか? (星海社新書)

僕たちはいつまでこんな働き方を続けるのか? (星海社新書)

僕ら就活生が参加しようとしてる「労働市場」ってのはラットレースなんだ、だからこそ考えなきゃいけないことがあるんだ、そんな本。

10年後俺は何をしてるんだろう?何をしてたいんだろう?

「10年後の自分」を考える技術 (星海社新書)

「10年後の自分」を考える技術 (星海社新書)

就活だったら定番の質問なんかな。そのへんを考えるテクニック・コツがいくつか書かれてる。

このエントリは今後も追加・更新する予定

何か良書あったら教えてもらえるとありがたいです。よろしくお願いします。

*1:ゴルフで言うところの「アドレス」で、アドレスが悪ければ良い珠は打てないってのと一緒だと思ってる

*2:自分もキャリアセンターで借りた本を読了してすぐアマゾンで買っといた

*3:自分なりの解釈でまとめてます

*4:ムダが減る