生命科学と企業の存在意義
インターン応募のため、考え事に「就活」というキーワードが増えた。就活や企業みたいな言葉に馴染みがないから、ひとまず自分がちょっとはわかる研究や科学を軸にしてアナロジーで考えることになるのかな。
生命科学の存在意義
- 一般的:生命の理解
- 科学の世界:さらなる研究の推進基盤となること
- 科学じゃない世界:社会貢献
生命研究は、「理解したからどうなる」というわけでもないことを理解することが多い、ある意味では文化や自己満足の世界。で、時々は直接的な社会貢献もする。だけど、それらの存在意義同士の間には依存関係だとかはあまりなくて、「最優先される存在意義」がない。政策レベルでも「社会貢献をメインの存在意義とします!」みたいには一概に言えない。
直接的な社会貢献のためには、その礎として数多の研究が必要で、全てが直接的な社会貢献をすることなんてない。また、研究者レベルで見ても、社会貢献をメインとするか、自らの好奇心と生命理解をメインとするか、そのベクトルやモチベーションの違いは研究者によって濃淡があるところ。そして、そういう存在意義が一義的に決定されないからこそ成り立ってもいるんだろう。
企業の存在意義
- 一般的:広く世の中のためになること*1
- 企業内:利益を出し、社員を養うこと。株主の利益を生むこと。
- 企業外:消費者・顧客のためになること。
企業は第一に売上を増やし、利益を上げることが目的。たぶん。売上があって、お金がはいるから社員を養える。だから、「お金を得る」ことが最優先になるのが道理だろう。
生命研究と企業の違い
企業はお金を最優先することで成立し、科学は色んな意義があるから成り立つ。最優先するものがあるかないか、それが一番の違いに見える。
存在意義は他にあるのか?
中心的な存在意義としてはこんな感じ?他に何かあるんだろうか?思いついたら追加しよ。
*1:これはなんか違うかも