2013年を振り返るー人について学んだ一年ー

去年の反省がこんな感じ。
2012年を振り返る - ある生物系博士課程大学院生の日記


ざっくり振り返ると、2012年の良さに比べて今年はうんざりするくらい散々なことが多かった。去年との振れ幅がでかすぎ。いいこともあったけど、悪いことが大きすぎた。自分の気が狂いそうなスレスレまでいってた手応えがあるし、人の心ってのは強いようで脆い、脆いようで強いってことを実感する一年だった。


こうやってうんざりするような時こそ、学びを得たり、何かを蓄積するチャンスなのかもしれない。ピンチはチャンス*1。雌伏して、大過のないように過ごせた、という意味ではいい仕事ができたとも思う。けど、辛抱強すぎたのが裏目に出たような気もするし、本当複雑。


間違いないのは、今までの人生で最悪の一年だったこと。厄年が突然来たかと思ったけど長い人生こんな年もあるよね。それと、その時期を最悪の中の最悪だけは避けて過ごせたということ。この点では周囲の人がいてくれたことに感謝する他ない。

研究

何か新しいデータ出したっけ?ってくらい何もしてない。4月の段階で新しいスペキュレーション・研究計画を3つ4つ出した。けどやれてない。研究自体はどんどんおもしろく感じてるんだけど、なぜかデータは出てない。テーマ自体はラボの後輩が引き継いでくれそうな予感もあるのでそれに期待。古いデータの論文書きを院にいるうちに終わらせたいものだ。


あとは、学会に3つくらい行ったっけな。海外1つ、国内2つ。研究を聞くだけでなく、人とのコミュニケーションを楽しむってことが今年になってやっとわかった。


博士課程的には、短縮どころかムニャムニャな状況だけど、まあなんとかなるだろう。自己満足で書きたい博士論文を書ければ良い。

就職

ビジネス的な意味では1月に内定承諾してからほぼ何もしてない。内定先も構ってくれないから11月までは忘れてたくらい。あと、10月からは体力つくりと精神衛生のためにジョギングし始めた。今のところ週一くらいだけど、もうちょい増やしたい。

やっぱり遅い

去年の反省でも書いてるけど、やることなすこと遅い。そもそも自制心が薄い。何をしたら良くなるかわからんけど、身近で大事なところから手をつけて、マメさを持つのが第一歩な感じがする。少しずつ少しずつ来年も頑張ろ。

まとめると、

自分の心、他人の心、と人の心を学んだ一年だったと思う。いい勉強になったはずだと信じたい。


人は生きてるだけでも傷つくことがあるし、生きてりゃ傷が増えていく。でも、みんなそういうのを抱えたままでまた新しい一日、新しい一年に臨むんだろう。タフさを養い、またこんな年があったら今度はもっといい感じで過ごせるように、あとは、周りの人がいてこその自分であることを忘れない謙虚さを持ちたい。

*1:と思ってないとやってられなかったし