6月に読んだ本 1−5冊目
読んだ本については、タイトルと日付だけevernoteに記録してる。記録の漏れもあるけど、今年これまでに読んだ本は45冊。6月は8冊。以下にあげとく。
プロフェッショナルコンサルティング 星4つ
6/14読了。
兄の勧めで読んだけど、震災の話まで書いてあってびびった。出たばっかりの本らしい。波頭亮と冨山和彦という二人のコンサルタントによる対談。
内容は、コンサルティングとかコンサルタントの話が多く、また、スケールがでかい話ばかりで、読んだからと言ってすぐに何かが役に立つというわけではなさそう。ただ、対談形式のため、プロフェッショナルを極めていそうな二人の本音が実感のレベルで出てるみたいな感じがする。きっとよむひとが読めば面白い内容なんだろう。
特に印象に残ったのは2点。
p.127「業界誌2年分を読みこめば業界の仕組みと構造が見えてくる」
言われなきゃそんなこと思いつかない。
p.142「論理的思考の勘所は、(中略)独立と相関の区別、ディメンションの統一、因果の強さ、そんなところです。」
感覚的に分かってる話ではあるけど、実践するのが難しい。でも、そういうのに気を配っていろいろ考える作業自体は、頭に汗をかく感じがして気持ちいい。
所さんに任せなさい 星4つ
6/15読了。前回書いたので省略。
柿色のベビーベッド、コバルトブルーのパンフレット
6/17読了。赤川次郎の杉原爽香シリーズ。赤川次郎に評価はいらない。
毎年一冊ずつしか進まないけど、杉原爽香もとうとう37歳。始まったときは16歳ぐらいだったのになー。
時々思い出して新しい本がでてないかチェックするけど、「柿色のベビーベッド」については、買ってみて、読みながら去年もう読んでたのに気づいた。「あー、そうなるよね」って展開がわかってたりしたけど十分楽しめた。残念。
ホンモノの文章力
6/18読了。星4−5つぐらい。
著者が小論文指導をしてきた中で気づいたダメな文章の典型を例に挙げて、「伝わる文章」を書くための技術が書いてある。
何でも言うは易く行うのが難しいんだけど、日本の作文教育の歴史なども踏まえて、文章を何のために書くかってことを考えさせてくれるところが良い。
また、最後の最後になって「著者が伝えたかったことを書いてみた本なんです」っていうのも良い。著者はこの本を書いたとき「伝えられた!」と思えたんだろうか。
- 作者: 波頭 亮,冨山 和彦
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- 作者: 赤川次郎
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コバルトブルーのパンフレット―杉原爽香三十七歳の夏 (光文社文庫)
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