英文校正から戻ってきた、伝わる英語を書けば良い

うちのラボでは、非ネイティブが英語で書いた論文は、基本的に英文校正に出すことになってる。自分は今回のが3つ目の論文だった。


論文書きって、文章作り・英語という両面で難しい。けど、英文校正に出す前提なら、
・文章構成:しっかり。
・英語:意味が通じる程度の文章になっている。冗長でも文法が変でも良い。
ということが大事なんだと思う。論文・文章の構成は自分がやるしかないクリエイティブな部分だけど、英語は伝えるためのツールでしかない*1。だから、意味さえとれる文章になっていれば、英文校正で適切な言い回し・表現になおしてもらえる。逆に、意味が通じない文章は校正しようがなくて、「意味がわからないけど、それっぽい感じで直しておきました」になっちゃう。


そんな風に考えられるようになってから、変に英語のことを考えすぎることがなくなって、論文書きもだいぶ楽になった。今回返ってきたのも、「意味わかりませんけど…」が1つしかないようで安心(1つもないのが目標ではあるけど)。2-3万円ぐらいなら学振でも出せるし、自分で出してもいいぐらいだとも思う。英文校正ってどれぐらい使われてるんだろう?

*1:よほどの英語文章力がなければ