研究テーマの尺度

前回書いたけど、研究テーマを考え中。これまでの研究にこだわらずに考えたい。んで、今月中には決めて、計画を8割方作るぐらいで進めたい。

研究テーマを考える→目指したいところはどこか

研究テーマを作る*1時には、自分が大事にしたいもの、自分が考える「インパクト」の定義をはっきりさせたほうが良さそう。


候補としては、IFのようなわかりやすい尺度から、研究者としての気概みたいな所まで色々ありそう。見聞きした話も含めて思いつく所ではこんな感じ。


わかりやすいもの

    1. 論文のインパクトファクター・本数
    2. 被引用
    3. 面白さ
    4. 広く社会の役に立つ。社会還元
    5. 研究界の役に立つ


研究者としてのこだわり

    1. 教科書を一行書き換える
    2. 他の研究者をやる気にさせる・新しい研究の基礎になる
    3. 新しい研究分野を作る
    4. 自分しか考えない・やらない。自分がいなくても同じではないか
    5. 自分がやったことでどれだけ時間が早まったか。
    6. その研究の有無で、その研究分野の見え方・景色がどれだけ変わるか
    7. (ちょっと違うけど)今やっているテーマは、もし選び直せるとしてもまた選ぶかどうか


今までは、「研究分野の景色」を大事にしてたような気がする。その結果、景色はちょっとぐらい変えたつもりだし、他の研究者が引用するのに役立つ研究ができたと思う。物足りないのは、影響を与えた研究分野の小ささ。研究者は少ないし、やった事自体は社会的に重要なトピックとも言いづらい。じゃあ次はどうしよう。というのが今。


この流れで研究するなら、「この分野がもっとホットになるような研究を目指す」のが良いのだろうか。

*1:=背景の定義・問題点の設定・解決策の提案