研究テーマの尺度
前回書いたけど、研究テーマを考え中。これまでの研究にこだわらずに考えたい。んで、今月中には決めて、計画を8割方作るぐらいで進めたい。
研究テーマを考える→目指したいところはどこか
研究テーマを作る*1時には、自分が大事にしたいもの、自分が考える「インパクト」の定義をはっきりさせたほうが良さそう。
候補としては、IFのようなわかりやすい尺度から、研究者としての気概みたいな所まで色々ありそう。見聞きした話も含めて思いつく所ではこんな感じ。
わかりやすいもの
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- 論文のインパクトファクター・本数
- 被引用
- 面白さ
- 広く社会の役に立つ。社会還元
- 研究界の役に立つ
研究者としてのこだわり
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- 教科書を一行書き換える
- 他の研究者をやる気にさせる・新しい研究の基礎になる
- 新しい研究分野を作る
- 自分しか考えない・やらない。自分がいなくても同じではないか
- 自分がやったことでどれだけ時間が早まったか。
- その研究の有無で、その研究分野の見え方・景色がどれだけ変わるか
- (ちょっと違うけど)今やっているテーマは、もし選び直せるとしてもまた選ぶかどうか
今までは、「研究分野の景色」を大事にしてたような気がする。その結果、景色はちょっとぐらい変えたつもりだし、他の研究者が引用するのに役立つ研究ができたと思う。物足りないのは、影響を与えた研究分野の小ささ。研究者は少ないし、やった事自体は社会的に重要なトピックとも言いづらい。じゃあ次はどうしよう。というのが今。
この流れで研究するなら、「この分野がもっとホットになるような研究を目指す」のが良いのだろうか。
*1:=背景の定義・問題点の設定・解決策の提案