がっかりして、怒れた。けど、まあいい勉強になった。

昨日

月一の研究報告。
ここ2ヶ月で考えて決めた新しいテーマのイントロを話してみた。たぶん今までで一番気合が入ってた。けど、反応はほとんどなくて、でも学部生にはそこまで期待してないからまだいい。ただ、唯一先生*1にもらったコメントが話した内容と関係なくて、正直ガッカリした。話した内容については置いといて、俺の話を聞け、みたいなコメント。ひどい仕打ちだなーと思った。「これからこんなことをやりたいんです」と宣言した今回のプレゼン内容でディスカッションに値するものがなかったというなら、今後その先生に話すべきことは何もない。元々の関係とか関係なくて、本当にひどい。で、プレゼン後も考えてるとやっぱりおかしな話なので、悲しさが薄れてだんだん腹が立ってきた。ここ数年で一番腹がたった。


そのまま話しても、しこりが残るだろうし建設的なことは話せないなーと思って、昼飯は普段一緒に食べない留学生と話しながら食べてみた。で、留学生もタイムリミットだとか色々あって大変だな−、自分のとかホント些細なことだなーと、やや平静を取り戻せた。話してくれた留学生には本当に感謝。


が、いずれにせよ、自分は怒ってた。ので、家に帰ってから、プレゼン後に思ったこと・感じたこと・率直な感想を先生にメールしておいた。諦めたりした方が楽で、傷つかないとは思ったけど、安易に人との関係を壊したくなかった。でも、そう思ったこと・思わせる言動があったことだけは理解してくれないと続けられない。だから、けっこうな分量とアツさになった。ラブレター並。これで響かないなら、どうしようもない。


それから、息子と風呂に入った。今日こんなことあったんだけどさ−、と話しかけてみるも、息子は「あー、ばっば−」と言うばかり。生後10ヶ月なのでしょうがない。相変わらずかわゆす。

今日

朝、けっこうどうしようもない返信が来てた。もう一度だけ話してわかってくれないなら本当に諦めようと思って、ラボで直接話した。後輩と実験をすることになってたので、「じゃあ午後遅めの時間で話しましょう」ということになって、後輩とウェスタンをした。


後輩との実験は、大抵の場合面白い。で、楽しくやってるうちに、一人のしょうもない発言に怒っててもしょうがないよなー、わかってもらうべきとこだけわかってもらえればいいかなー、と思えてきて、その気持ちのまま先生と話せた。*2


結果としては、言いたいことをそれなりに理解してもらえたと思う。「些細なことはもういいや」と思えてからはもう気楽なもんで、たぶん、相手のほうが緊張してたろうし、試される気分になってたと思う。


その先生は明日から長めの出張なので、今日ケリをつけられてよかった。たぶん、これからも良い関係で楽しくやっていけるだろう。

わかったこと

今回本当に些細なことで腹を立てたことで、自分がそれなりに本気でやっていることを確認できたように思う。適当な気持ちだったら、突っ込まれなくてよかったー、ぐらいで終わるだろう。あと、こうやって腹を立てたり、Upsetする場面はコンサルを始めると圧倒的に増えるんだろうと思う。だから今回、2日間でそれにうまく落とし所を見つけられた事は収穫。人間関係は得意じゃないだと思ってるけど、今回はスジを通して誠実に対応できてたはず。今回は、稀に見るスリリングな2日間だった。先生と、同僚・家族を含めて周りの人達に感謝したい気持ち。

*1:年の近いお兄さん的存在。元々仲は良いと思う

*2:後輩の指導については、たぶん今日、自分がその後輩に教えられることで最大のものを教えられたと思う