成長に必要な認識

成長と言うよりは、もっと先に進みたいし、新しいものを見たいというシンプルな自分の欲求に応えるために意識してきたこと。それが結果的に成長というようなものにつながっていると思う。自分でもまだまだ局面ごとに足りてないと気づくことが多々あるけど、まとめとく。

大事にしてる認識

・自分にはまだ全体が見えていないと思っておくこと
・気づいてないだけで、やれることがまだ残っているはずだと思うこと
・自分には完璧と思える仕事をしたとしても、まだまだその先があるはずだと思うこと


全体を把握したいし、その中で意味のあることを見つけて、やりたい、やったとしても、その先がまだまだ見たい、そういう欲求に応えるために意識するようになったのかな。

この認識ベースで常に続けること

・全体がどこまで広がっているか想像し、自分が気づいていない面白いパーツを探し続けること
・やれることをやるのではなくて、「いくらでもあるやれること」の中から、「自分がやらなくちゃいけないこと」「自分しかできないこと」「自分しかやらない有意義なこと」を選び出し、選択肢とすること
・選択肢を、全体像の中に位置付けること。
・その中で、メリット・デメリットを考え、どんな選択にもついてくるその選択肢固有のリスクにも真正面から向き合って、自分にとってベストな選択肢を決め、意志的に選ぶこと。
・選んだ「マイベスト」を、Final versionと思わず、常に暫定的なものと考える、そして、その先や穴を探し続けること


現状で意識してやってるのはこんなかんじかな。まだまだこれ自体がこれからブラッシュアップされていくはずだけど、今が一段落した形になってるように思う。

これを書いたきっかけ

研究計画を完璧に書いたつもりになって不遜な自分がいたので、実際にやってみて想定のデータが出ないときどんな対応ができるのか、そこまでに掛けた時間・お金をムダにせず、かつ、フェアで意味のある論文が書けるようどんなバックアッププランが作れるのか、この辺にまだまだ考える余地がある。そう思ったのがきっかけ。*1

*1:同僚の研究計画で、コラボレーションも含めて壮大なものでありながら、決め打ちすぎてデータが出ないリスクを感じさせる発表があった。もうon goingになっているだけに、やりきったあとで「何も論文になるデータがとれませんでした」になっちゃうと、恣意的な解析とかをしちゃうのが人情だと思う。そんなの本当にナンセンス。だから、予めバックアップを練っておくのが大事なんだろう。これも考えるきっかけになった。