研究に使える考え方が身について来た気がする

研究テーマ作りとその考え方、今後コンサルで応用していくための話。


自分の「研究の考え方」の経緯について、2年ぐらい前にやっと「論文1本分」とか論文2-3本分での問題設定ができるようになったと思う。んで、その段階で、若手Bとか基盤Cとかを取れるテーマ作りには、論文5本分だとか10本分になるようなテーマじゃないといけないんだろう、まだまだ足りないなーと思ってた。


んで、研究生活も残り1年、半年という段になって、今まで以上に残りをフルに楽しもうという意欲が強くなり、かつ将来が研究じゃない分自由に考えれているからか、なんだかんだで、論文数十本分くらいになりそうなテーマ設定もできるようになってきたと思う。


この辺の考え方は、たぶん今後コンサルになってからにも通じる話。整理して応用できるようにしといた方が良さそう。で、最近こうなってきてる上で大事なキーワードが、変数思考。問題設定とその中にある変数の認識、また、変数の一つであるバッファーの認識。コンサルのケース面接でMECEさや論理性が求められるとよく言われるけど、その本質は全体を捉えた上での変数の認識、その扱い方、なんじゃないかと思う。*1


これまで研究の世界にある変数の認識を増やしてきたわけだけど、コンサル業界に行くときはまっさらな状態でどんな変数があるかまったく知らないことになる。変数を知ってる前提じゃなくても向かっていけるように、研究で得てきたこの辺りの考え方をどう応用していくのか、今後整理してまとめておきたい。

*1:だからこそケース面接には答えがなくて、議論しながら考え方を見ているんだと思う。議論以前に、全体像を捉えにいけてなければそりゃダメだろうけど