体幹と体の使い方

4月からのハードワークと精神衛生のことを考えて最近ジョギングを始めてみた。んで見てみたのが金哲彦さんの2冊。

「体幹」ランニング (MouRa)

「体幹」ランニング (MouRa)

3時間台で完走するマラソン まずはウォーキングから (光文社新書)

3時間台で完走するマラソン まずはウォーキングから (光文社新書)

「体幹」を鍛えるとなぜいいのか? (PHP文庫)

「体幹」を鍛えるとなぜいいのか? (PHP文庫)


コバ式体幹本の「体幹の筋肉を固めて、腰のコルセットにする」というコンセプトと、金さんの体幹大事だよ説に沿ってジョギングをしてることで、だんだん体幹の重要性と使い方がわかってきたので書く。

体幹というほどじゃないけど、

ゴルフではできるだけ背筋と腹筋の大きな筋肉でスイングして、手先の筋肉はできるだけ使わないようにと思ってた。肩甲骨でバックスイングして、トップで腰とのねじれができるように、その先は気持ちよく振り下ろすだけ、その間ずっと軸はぶらさない、そんな感じ。


実際、練習もほとんどしてないけど、時々やったときにはドライバーで平均して200-220yぐらい、飛ぶときは250yぐらい飛ぶぐらいには、効率的なスイングができてると思う。*1


んで、ジョギングでも体幹を使うように意識してたことでなんとなくわかってきた。体の作りと、体幹の役割、肩・腰の重要さ。

大きな骨格と体幹

体、というか骨格は、両肩と両腰*2が脊椎でつながってできてる。んで、脊椎が軸になっててその周囲は骨がない柔らかいところ。横棒2本が縦棒1本の軸でつながってて、間に筋肉とかの軟部組織がつまってるイメージ。これが体の大きな動きを作る「大きな骨格」。


だから、肩と腰の役割が大きくて、スムーズで効率的な連携ができる=体が上手に使えるってことなんだろう。


肩と腰という横棒2本の間にあるのが、体幹の筋肉。特に、体のバランス・安定性を決める腰の周りの筋肉=腹筋・背筋が大事。この辺の筋肉がしっかりしてないと、横棒2本がしっかり連携できなくてグラグラする。

体の使い方

歩く時、肩と腰は交互に前に出る。右肩を下げる反動で右足を前に振り出す、みたいに、「左右交互にねじる」使い方。これがスムーズにできるから、効率的にバランスよく歩ける。


ジョギングはその延長線上。だから、足だけ前に出して走るとかでなく、肩と腰を連動させて、右腰が前に出るのに釣られて右足が前に踏み出される、そんな感じが良さそう。もちろん、走る時の姿勢も大事。


ゴルフの場合、アドレスでの横棒2本×縦棒1本のセットアップで、「体幹の筋肉を使ったスイングができるかどうか」の大部分が決まる。セットアップでは、腰のコルセットが使えてて、横棒2本と縦棒1本が無理なく収まる位置になってれば良い。具体的には、肩甲骨と骨盤の収まり、軸のまっすぐさ。それができると、大きな筋肉が使える下地になるんだろう。

*1:ショットはそれなりにいいのにスリーパットばかりでやっとこさ100切れるぐらいってのがまた面白い

*2:というと変だけど、骨盤の左右の端っこのこと