学振と就活、インターン、報酬

前回書いた続き

学振特別研究員と就活との兼ね合いについて確認してみた - ある生物系博士課程大学院生の日記
前回は、学振と、就活の兼ね合いについて担当の方に聞いたことを書いてみた。


まとめると以下のとおり。

  1. 学振は就活を妨げるものではない
  2. 雇用契約がない、就活上のインターンシップは、学振の手引きにあるインターンシップとは別物
  3. ひと月あたり2週間程度の就活なら問題なし。研究の専念義務については各自で専念しててね!みたいな感じ。
  4. 交通費とかの実費ならもらっていいよ。報酬はその都度学振に確認してね


今回は、インターンシップに行けることになって、その際に報酬が発生することから実際に確認をしてみた。という少し前にまとめたのをアップする。

今回の成り行き

某企業にて先週末に選考を受けて、今週火曜に「インターンシップに来てね!手当も出すよ!」との連絡を頂く。インターンシップは来週月曜から。で、急だからやることもたくさんある中、手当がそれなりの金額だったので喜んでいた所、学振のことを思い出して確認してみた。毎回就活で東京に行くたび、飛行機代はかかるし、生活費もバカにならないしで、その分が少しはまかなえると喜んでいたのだけど。。

今回の結論:源泉徴収票が出るような手当は辞退しよう!と、けっこう厳格みたい。

今回のインターンシップでもらえる手当について、雇用契約はなくて、源泉徴収票は出る。


んで、源泉徴収票は「謝礼」や「報酬」など給与についてくるものだから、そういうお金はもらっちゃだめらしい。「報酬に遠方の方への交通費・宿泊費込」みたいなケースでも、源泉徴収票が出る以上は、給与として捉えられるからダメ、そういうことみたい。


もちろん、これは今回のケースなので、個別に確認するのは大事だと思われます。学振の特別研究員、かつ就活中の方はぜひ参考にしつつ、就活頑張りましょう。話がそれるけど、学振もらってるぐらいの博士課程学生なら、就活にもけっこう有利な能力がたくさんあるのでぜひこの認識を持っとくと良いと思われます。*1


終わりに

確認したときは、正直ガッカリした。普段から就活でガッツリお金使ってる分もらえたらいいのに、ルールって不条理だなー、就活上東京にいないと相当不利なんだなー、と。ちょこっとだけ無理してなんとかなる方法ないかなー、とも思った。


けど、嫁さんと話してて、しょうがないこともあるよねー、ということと、とりあえず関係者の方々には感謝することから始めなきゃいかんよな、と思えた。


まずは、眉間に入っちゃった力みをほぐして、普段からお世話になっている学振と担当の方々、今回インターンシップでお世話になる企業の方々、皆様に感謝しつつ、来週のインターンシップではできる限りいい仕事して、たくさん勉強させてもらえるように頑張ろう。

*1:学卒と比べて論理性やプレゼン能力などの基礎的な能力は高く、コミュニケーション能力に不安を感じる、これが企業の人から見た博士課程院生の傾向みたい。論理性とかは実際にあるだろうので十分に発揮しつつ、弱みと思われてる部分も意識して臨むと良いんだろう