近況ー子どもができた

2011年9月に結婚をして、自分は大学院生、嫁さんはお仕事と、共働き的な感じで毎日を送ってるわけだけど、タイトルの通り子どもができた。計画通り!だとかではないけど、とりあえずすごく嬉しいし、予定日の6月中旬がものすごく楽しみ。


結婚して半年くらい経ったけど、これまでに思ったことを以下にざっくり。

結婚生活これまで

結婚後ずっと、食事や家事など大半は嫁さんがしてくれてる。自分がする(というかできる)のは、風呂掃除や皿洗い、高いところにものを置く、ぐらいなので、そこは堅持しつつ他にも手伝えることがないか、鵜の目鷹の目で伺ってる感じ。嫁さんの料理は美味しいし、毎日弁当まで作ってくれて、本当にいつも感謝してる。

結婚後、間違いなく仕事の能率が上がった

結婚前は10-24時でラボにいたのが、結婚後に突然7時半にラボに着くぐらい毎日の立ち上がりが早くなった。んで、20時までにはラボを出るようにしてるので、ラボ滞在時間は短くなった。その結果、時間の制約に対する意識がすごく強くなった*1。結婚の効用が最も大きいのがここだったりするかも。


ラボで使える時間は短くなったけど、結婚後に実験や雑用でやることが減ったわけではなく、むしろここ2-3ヶ月は増えてる。でもどうにかこうにかやりくりできてるのは、半年かかって仕事の効率が上がってきてるから。

家にいる時間は削ってはいけないと気づいた

自分も最初のうちは、ついつい21時までラボにいたりしてたけど、2月後半から、「家にいる時間を削らない」自分ルールを設けた。


周りの先生にも新婚さんがいるけど、そういう人たちでも研究という仕事柄からか、8-21時ぐらいで働いてたりする。んで、家にいる時間が短くて、家族も不満ありそうだなーと思う。結局自分の生活ベースは家にあり、その上で成り立ってる仕事だと考えると、家庭での不満を感じながら仕事とかしててもうまくいかなそう。自分の場合、悪くなり始めたら、家庭にある不満とかを忘れるために仕事をする、という最悪の状況までいっちゃってもおかしくないので、それよりずっと手前の良い状況を保っていたい


まあ、この辺はバランスが難しいので現在も手探り中。

休日は存分に楽しく

嫁さんの不満解消もあるけど、休日はいろんなところに出かけたりしようと計画的に過ごせるようになった。先週は胎教にもよさそうなクラシックコンサートに行ってきた。面白かった。


車が無いので不便だけど、今後も休日は大事にして楽しくやっていかねばなるまい。

目下検討中なのが国際学会

これまで国際学会に出たことがなかったので、6月後半の学会に行く気十分だったけど、出産との兼ね合いからけっこう難しそう。アブスト提出などの関係から3月中には結論を出さねばなるまい。

まとめーめんどくさいけど、とりあえず学生結婚でも何でもしてみればいい

結婚してみなきゃわからんことがたくさんあったし、これからもあるだろうけど、一つだけ確実なのは「結婚はめんどくさいこと」だってこと。これは所さんの言ってることをそのまま実感するようになった。
所さんとか、めんどくさいこととかについて - ある生物系博士課程大学院生の日記


だから、めんどくさいことを厭わず、その中から楽しいことを見つける意欲がある人はすればよいし、めんどくさいことが嫌だ!って人はしなきゃいい。けど、もしめんどくさいことが嫌だからって結婚せずに生きてるのって微妙だと思う。人生めんどくさいことが大半だし。


学生結婚として考えると、共働きで経済的にラクになったかと言われると、ちょっと微妙かもしれない。嫁さんの影響で休日にまとまったお金を遣うようになったし。でも、自分が学生だから嫁さんに何かあったりしたらいつでも時間が作れるのは大きい。どこか旅行に行ったり、出産に立ち会ったり、出産後も1週間ぐらい休みを取るのは簡単だし。


なにより、結婚をしてみなきゃわからんのに、「社会人になるまでは」みたいに微妙な制約を勝手に作って先延ばしにするよりも、早いうちに結婚して、早いうちに色々経験できる方が人生を楽しめるんじゃないか。

*1:そもそも意識してなかったものが、急に人並み以上に時間を気にするようになったと思う