3つ選択肢を作って、1つに決める、を意識してみる

就活でコンサルやら某IT企業やらを受けていて学んだことに「決める」ことの大事さがあった。んで、自分の「決める能力」のなさを痛感させられもした。それで3ヶ月ほどこれについて考えていたのだけど、当面やれることとして「3つ選択肢を作って、1つに決める」ことを意識していこうと思う。

やること:3つの選択肢を作って、1つに決める

今日やることとして、実験、論文書きの段取り、口頭発表の準備などがある。これらどのタスクも、最終的な仕上がりのイメージとそこにたどり着くための段取り、目の前で今やること、という3つに分解して仕事をすることになる。


その中でも、これからは「目の前で今からやること」について、3つ選択肢を作って1つ選ぶ、を意識してやっていこうと思う。


例えば、口頭発表の準備であれば、どこから手をつけるか。今までだったら「スライド全体を手書きで粗く作り、流れを固める」のを最初にしてた。でも、流れを固める方法としては、

  1. おもむろにパワポでスライドを作ってみる
  2. パワポで各スライドにタイトルだけつけてみる
  3. これまでに発表したスライドを見て流用できる分を把握しておく
  4. 頭の中でスライドの流れを考えてみる

など、良さげなもの、いけてないものも含めて色々考えられる。


たぶん、結果的には、今回も手書きで作ることになる。でも、もしかしたら今回の場合は他のやり方の方が良いかもしれない。結果的に捨てられる選択肢についても比較して検討してみることで、同じやり方のブラッシュアップ仕方が見つかるかもしれない。それに、「実際に手を動かす前に」準備した以上のことは、いくら手を動かしても出てこないような気がする。なにより、「今まで考えなかったことを余分に考える」ことでしか、「考える幅」と「考える能力」が伸ばせないんだと思う。


そんなような理由で、何事に当たるにも、複数の選択肢を持った状態で一つに決めるという作業を意識的に加えていきたい。

就活で学んだこと

コンサルでは、コンサルの人に手伝ってもらいながらケース対策をし、実際にケース面接を受けて、フィードバックをもらって、ジョブまで良い経験をさせてもらった。
この一連のケースの中で学んだのは、以下3つ。

    1. そのままでは手のつけようがない大きな問題をできるだけ分解すること*1
    2. その上で、根拠を持って手をつけるべきところを一つ選ぶこと
    3. その時に、手をつけない所にも「手をつけない理由」を与えていくこと

また、某IT企業のジョブでは、「決める」ことの大事さを学んだ。実際の事業の中で、判断に十分な根拠・ファクトがない中でも何かを決めないと、事業は前に進まない。そこで必要とされている「決定力・決断力」は、周りの人を納得させつつ、実際に結果を出すために必要なものなんだろう。


この両方での学びをミックスして、今自分に必要なこととして出てきたのが、

    1. サボらずにしっかり選択肢を持てるようにすること
    2. その中で、根拠を持って決め、そういう決断を積み重ねること


これができればどんな仕事もクオリティが上がりそうだし、もしかしたらスピードも上がる。ぜひ身につけたいじゃないか。

おわりに

無理やり選択肢を考えて*2、1つだけ選ぶ、というのがスマートな方法なのかはわからない。でも、今ベストと思えるのがこれだし、こういうのはコツコツ地道に続けるしか伸ばせない能力なんだと思う。あと、ムダに時間をかけてもしょうがないので、スピーディに選択肢作りと決断をできるようになりたい。


とりあえず3ヶ月、これを続けてみたいと思って書いてみた次第。

*1:これ以上分解しても意味が無いというところまで、センスよく分解したい

*2:しかも捨てるためにだったり